2007-01-29 |
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シクロクロス世界選手権2007 結果(レース結果) |
エリートは男女とも最大の優勝候補がクラッシュで遅れる、アメリカが2位に入る健闘を見せた。 エリート男子リザルト 1 Erwin Vervecken (Bel) 2 Jonathan Page (USA) 3 Enrico Franzoi (Ita) 4 Bart Wellens (Belgium) エルウィン・フェルベッケン(ベルギー)が昨年に続き世界選手権2連勝した。来日歴があり、昨年のツアー・オブ・ジャパン大阪ステージで5位になっている。2001年にもシクロクロス世界選手権に優勝、ベルギーシクロクロス界のベテラン。 スベン・ネイス(ベルギー)Sven Nysは優勝候補筆頭であり序盤は順調に先頭集団を走っていた。しかし過去2度の世界選勝者で現ベルギーチャンピョンのウェレンス(Wellens)がコースブロックに当たり、そのクラッシュに巻き込まれてしまう、その後も何度もクラッシュしてしまい11位に終わる。2005年のシクロクロス世界選手権優勝者で、シクロクロス・ワールドカップシリーズとベルギー選手権を、それぞれ4回優勝している。シクロクロス界のスーパースター。今期シクロクロス・ワールドカップシリーズにて、全11レース中7レースで優勝した。直前のワールドカップでも2戦連続して勝ち、シリーズ総合優勝している。 日本人選手は35位に辻浦圭一(奈良・チームブリヂストン・アンカー)入り、自身の過去最高成績を記録する。 35位 辻浦圭一(奈良・チームブリヂストン・アンカー)+6:47,2 51位 小坂正則(長野・スワコレーシングチーム)-1lap 53位 丸山厚 (長野・スワコレーシングチーム)-1lap DNF 三船雅彦(JPCA・マトリクス・パワータグ・コラテック) エリート女子リザルト 1 Maryline Salvetat (Fra) 2 Katie Compton (USA) 3 Laurence Leboucher (Fra) 4 Daphny Van Den Brand (Ned) 5 Hanka Kupfernagel (Ger) 6 Christel Ferrier-Bruneau (Fra) 7 Marianne Vos (Ned) マリリン・サルヴェタが波乱の展開を制する。 スタートしてすぐに、今期シクロクロス・ワールドカップシリーズ総合優勝者で、世界選手権に過去3度も優勝している、ハンカ(ドイツ)Hanka Kupfernagelが大きくリードする。それに6人の選手が続き、ケイティー・コンプトン(アメリカ)Katie Comptonが積極的に追う。終盤までハンカがリードしていたが、観客と接触してクラッシュしてしまい後続に抜かれてしまう。 ケイティーがラスト2周あたりでレースをリードする。マリリン(フランス)Maryline Salvetatとローレンス(フランス)Laurence Leboucherと、ダフィニー(オランダ)Daphny Van Den Brandが先頭のケイティーを追う。最終周回でフランスの2人がケイティーに追いつき先頭が3人になる。 アメリカ人のケイティーにとっては、フランス人が2人なので不利な展開に陥る。その3人からマリリンが抜け出しリードを奪う。ケイティーがローレンスに対して何度も攻撃を仕掛け、振り切ることに成功し先頭のマリリンを追う。マリリンが力一杯逃げる。ラスト100m、ケイティーがマリリンに迫る。しかしマリリンが逃げ切り、笑顔と共にフィニッシュして世界選手権の初優勝に輝く。 マリリン・サルヴェタ(フランス)Maryline Salvetatはフランス・シクロクロス選手権に過去3回勝利する。2004年シクロクロス世界選手権で2位になる。ロードレースでも2006年はフランス・ロード選手権タイムトライアル3位で、登りが厳しいレースとして知られるトロフェオ・デ・グランペールで勝利している。 マリアンヌ・フォス(オランダ)Marianne Vosは昨年の優勝者であったが7位に終わる。2006年はロードレースの世界選手権にも勝利していた。 日本人選手は豊岡が日本人として5年ぶりの20位台と好走している。また全員完走を果たした。 25位 豊岡 英子 Ayako Toyooka (大阪・masahiko-mifune.com 40位 荻島 美香 Mika Ogishima (埼玉・アライレーシング) 41位 志村みち子 Michiko Shimura (埼玉・エキップあづみの) 42位 田近 郁美 Ikumi Tajika (岐阜・GOD HILL) エスポワール・U23(23歳以下)リザルト 1 Lars Boom (Ned) 2 Niels Albert (Bel) 3 Romain Villa (Fra) 4 Zdenek Stybar (Cze) ラス・ボーン(オランダ)Lars Boomが昨年2位の悔しさをはらし圧倒的な力で制する。 アルベルト・ニエルス(ベルギー)Niels Albertは今期ワールドカップU23の総合優勝者で、ワールドカップU23の12月26日の大会と1月14日の大会で連勝していた。ラス・ボーンの独走を許してしまうが、何とか2位を確保した。 スティバール・ツェデニック(チェコ)Zdenek Stybarは、U23を昨年まで2年連続優勝していたが4位に終わる。 表彰台の順位は一週間前に開催された、シクロクロス・ワールドカップU23の順位と同じ。 日本人選手は4年連続で40位台に終わるものの、初めて3名の完走者を出した。 42位 竹之内悠 Yu Takenouchi (立命館宇治高校) -1lap 51位 藤岡徹也 Tetsuya Fujioka (クラブシルベスト)-1lap 56位 伊澤優大 Ydai Izawa (Bee Club) -1lap DNF 大塚 航 Wataru Otsuka (masahikomifune.com) |
Posted by mur130 |
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